アメリカで収入があるほとんどの人はタックスリターン(Tax Return)をしないといけません。これは日本の確定申告に相当するものです。
日本でサラリーマンをしていた時は、毎月の給料から天引きされ(源泉徴収)、年末調整でいくらか帰ってきました。これは全部会社がやってくれます。だから、所得税をいくら払ったかとかまったく覚えていません(爆)。
アメリカも源泉徴収があることは同じです。しかし、年末調整という簡単な仕組みは無いので全員、確定申告にあたるタックスリターンをします。
連邦所得税の流れ
1月1日から12月31日まで、給料から源泉徴収(Withholding)されます。
天引きされる額は「W-4」というフォームで決まります。雇用を始めた時に会社に出しているはずです。あるいは、年度初めに更新するように会社から言われるかもしれません。
一年間の所得に応じて、翌年の4月15日までにタックスリターンをします。(15日が週末や祝日の場合、翌営業日)
所得税を計算して源泉徴収との差額が戻ってきます。
もちろん、不足していたら支払いしないといけません。
所得税の計算は自分でしてもいいし、Turbo Taxなどのソフトウェアを使ってもいいし、プロ(Tax Preparer)に頼んでもいいです。
TurboTax Deluxe 2020 Desktop Tax Software, Federal and State Returns + Federal E-file
1月1日から4月15日まではタックスシーズンとも呼ばれています。
この期限は自然災害によって延期される場合もあります。
例えば、2020年(2019年度)は新型コロナウィルスのため、3か月延期されました。2021年も1か月延期され、5月17日が期限になっています。
まとめ
アメリカは普通のサラリーマンでもタックスリターンをしないといけません。
罰金を受けないために、早めにやりましょう!!
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